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新型コロナウイルス・熱中症・そして脳梗塞!!

新型コロナウイルス・熱中症・そして脳梗塞!!

新型コロナウイルス感染がいまだ続いている現状、マスクは必需品になっていますが

今年の暑さと、夏のマスクで熱中症になる人が今年は特に多くなってますね!!

 

環境省の熱中症予防情報サイトが分かり易いです!! 

環境省から 熱中症の基礎知識 https://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php 

熱中症の対処方法(応急処置)  https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_checksheet.php 

熱中症環境保健マニュアル(普及啓発資料)  https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php 

 

新型コロナウイルス・熱中症・そして脳梗塞!! 簡単症状まとめ

新型コロナウイルス

熱中症

脳梗塞の前触れ

発熱、発汗

倦怠感・めまい・味覚障害・嗅覚障害・呼吸器症状(いきぐるしさ・咳)など 

発熱・大量の発汗

倦怠感・めまい・
脱力・しびれ
頭痛など

※呼吸器症状がない 

倦怠感・めまい
脱力・しびれ・ろれつが回りにくい、言葉が出ない・ふらついて歩けない
片方の手や足に力がはいらない(麻痺)など 

※脳梗塞は、片側だけ!!が特徴。

 


 

上の3つの疾患の症状はオーバーラップしてるところがありこの夏の時期紛らわしいですね!! 

脳卒中は冬の疾患と考えがちですが

そもそも脳卒中は3つのタイプがあり 6割が脳梗塞 そして3割が脳出血・1割がくも膜下出血といわれています。 

その6割の脳梗塞(血管が詰まるタイプ)は夏に多く、脳出血とくも膜下出血(血管が破れるタイプ)は冬に多発すると言われています。

 

 

 

 

夏は大量の汗をかくため体が脱水状態になりやすくなっています、脱水が起きると血液中の水分が不足し、血液が粘度を増し(ドロドロ状態)、血のかたまり(血栓)ができやすくなります。また、水分不足により体内を循環する血液量も減少して、血管が詰まりやすくなります。また、寒さで血圧が上がりやすい冬とは逆に、夏は体の熱を放出しようと末梢血管が拡張し、体は血圧低下状態になっています。

 

 

ワンポイント情報!! 

1:夏血栓の予防のドリンク キウイ→クエン酸には血栓症予防になる 

2:座った状態が長くなると肺血栓塞栓症のリスクも!!  息苦しさ 胸痛が急にくれば可能性大 

→30分に1回は立ち上がり ふくらはぎを動かす 

3:BMI 25.3以上で血栓症のリスク →やはり日頃から適度な運動で心身ともに健康を!! 

 (BMIを計測のサイト)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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