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GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)


閉経後の快適な生活を行うために

人生100年時代。

昔の女性は閉経と同時に寿命を迎えていましたが、現代の女性の平均年齢は87歳と

大幅に伸びているのに、閉経の年齢は昔と変わらず50歳前後。

女性は閉経後の第二の人生を、いかに健康で快適に生きていくかが課題となっています。

その中で注目されているのがGSMという症状です。

GMSとは、閉経などにより女性ホルモンが低下したために起こる泌尿生殖器症状のことです。

 

GMSの症状は?

たとえばこんなお悩みはありませんか?

  • デリケートゾーンが乾燥している
  • デリケートゾーンにかゆみやヒリヒリ感がある
  • オリモノが出ない、または少なくなった
  • 性交時に潤い不足で痛みがある
  • 膣の入り口が狭くなった気がする
  • 膣が緩くなった気がする
  • 膀胱炎を繰り返す
  • 尿もれする
  • トイレが我慢できない

アメリカで行われた閉経女性に対する調査で約85%の女性が何かしらの不快な症状を持っているにも関わらず、医師に相談する人はとても少ないのです。

フェムゾーン(膣と外陰部)に潤いがなくなると膣粘膜が傷つきやすくなり、

また雑菌が繁殖しやすくなります。

GSMの予防法

まずはセルフケアによる予防をしましょう。

・フェムゾーン専用の石鹸で正しく洗浄をする。洗いすぎないように注意

・保湿ジェルの塗布

・性交時の潤滑剤の塗布

セルフケアしていてもやっぱり気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

当院で行うGSM治療

当院で行っている治療は1:「ホルモン補充療法」です。

女性ホルモン補充療法

更年期症状にはHRTなど女性ホルモンの全身投与(外用薬・貼付剤・内服薬・注射)

が行われることが一般的です。

しかしGSMの場合は全身投与より性腺ホルモンの局所投与(膣錠や局所への外用薬)が

効果的であると言われており、デリケートゾーンに直接使用すると多くの深い症状が改善された

との報告があります。

例)委縮した部分が改善した

  膣の細胞が元気になった

  膣に住んでいた乳酸菌が復活した

治療には「エストロゲン」であるが多く用いられますが、

「テストステロン」を使用する場合もあります。

ホルモン外用薬は有効性が高い分、副作用もあるため定期的に医師の診断を受けて

正しく使いましょう。

当院で使用する女性ホルモンクリーム剤は バストミン 

テストステロンを補充するクリーム剤は グローミン

気になる症状があったら、まずは医師にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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