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今年も九州産業大学の大学院国際文化研究家臨床心理学研究分野学生さんの心理実践実習来て頂きました!

毎年この時期に

九州産業大学の大学院国際文化研究家臨床心理学研究分野の学生さんの心理実践実習の受け入れを行っています。

大学からの依頼の内容で

目的:医療領域における心理に関する支援を要する者等への支援の実際を学ぶ・・・

当院にとってもフレッシュな気持ちの大学院生さんの実習は気持ちが引き締まる思い、自分の学生実習や研修医当初の気持ちを思い出す懐かしい感覚を感じることが出来ます。 

実習日誌を毎回びっしりと提出してくださり、頭が下がる思いです。 

臨床の現場で少しでも学びがあるように学生さんには説明や声かけを心がけています、また当院の看護師スタッフさんや臨床心理スタッフさん、医療クラークさん、事務スタッフさん全員でフルサポートさせていただいております。

ここに来ていただいたことも何かのご縁だと思っています。 将来臨床心理士さんや公認心理師さんになったとき どの様な職場で仕事をされるか分かりませんが、臨床の現場のことをお伝えできればと思ってこれからも実習生さんの受け入れを続けたいと思っております。

 

 

 

※臨床心理士の就職先・活躍できる場所は?

1:医療・保健分野

→病院や診療所、リハビリテーションセンターなどの精神科・心療内科などに勤務し、医師の依頼を受けて、心の問題で不適応に陥っている人、病気やケガなどをしている人に心理的支援を行います。

(心理検査や心理カウンセリングを担当することが多いです) 

2:学校

→臨床心理士の勤務先のトップは医療分野ですが、これに次ぐのが教育分野です。スクールカウンセラーは文部科学省が推進する事業で、1995年から全国の公立中学校に配置されるようになってます。

3:福祉分野

→児童相談所では、子どもの心理療法、障がい者の支援、保護者の相談や助言、心理的な援助方針の策定などを行います。幼稚園や保育所などを巡回して、保護者の子育て相談に応じることもあります。老人福祉施設では、認知症患者の対応などに携わります。

4:労働・産業分野

→過度な労働や人間関係によるストレスなどから、心理的な悩みを抱える労働者が増えています。この事態に対応するため大企業を中心にメンタルヘルスをサポートする部門(健康管理室、総務・労務・厚生部門など)の設置が進み、ここに臨床心理士が常駐する環境が整備されています。

5:刑務所、警察署

→2006年に法改正が行われて「受刑者の社会復帰に向けた処遇の充実」が図られました。これにより刑務所に民間カウンセラー(臨床心理士)を導入し、心の問題を抱える受刑者にカウンセリングなどを行っています。また、各地の警察署に設置された被害者窓口では、犯罪被害者の心理的援助などを行っています。

 

 

 

 

 

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