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ヘパリン類似物質

当院で行っているIPLフォトや脱毛の後の保湿や、
乾燥性皮膚炎にも使用できる、ヘパリン類似物質をご紹介します!
 

 

ヘパリンとヘパリン類似物質の違い 

ヘパリン類似物質は、人の体内で生成される「ヘパリン」に似た化学構造をもつ為、
ヘパリン“類似物質”と名付けられました。子供から大人まで、全身に使用できます!!

▶ヘパリン
「へパ」は「肝臓」という意味であることからもわかるように、
ヘパリンは人の肝臓で生成されます。ヘパリンは血液を固まりにくくする
抗凝固こうぎょうこ作用」があり、医療現場でも治療の為に使用されます。
▶ヘパリン類似物質
ヘパリンに似た化学構造をもつヘパリン類似物質は、
水に溶けやすい水に混ざりやすいといった「親水性」があり、
水分子を引き寄せて保持する「保水性」があるため、高い保湿力が期待できます。
 
ヘパリン類似物質の作用

ヘパリン類似物質には、保湿作用のほかにも抗炎症作用、血行促進作用があります。

▶保湿作用
親水性・保水性を持つヘパリン類似物質を皮膚に塗布することで、
角層まで水分が行き渡り、高い保湿効果が期待できます。
 
▶抗炎症作用
皮膚の炎症を鎮静する効果が期待でき、乾燥による炎症がまねく
肌荒れの治療
にも用いられます。
 
▶血行促進作用
血流を促進する効果が期待できます。
また、皮膚の新陳代謝を促進するため、傷あとや火傷のあとを
治療する
際にも用いられます。
 
ヘパリン類似物質のタイプ別特徴 

ヘパリン類似物質には、軟膏・クリーム・ローションと使用感の異なる剤形があります。
それぞれの特徴を参考に、用途に適したものを選びましょう人差し指

 

▶軟膏
水に溶けにくく、皮膚の保湿・保護作用が高いという特徴があります。
他のタイプと比べて刺激が弱いので、肌の弱い人にも使える
うえ、湿った患部から乾燥した患部まで、
様々な状態の患部に使用できます。
べたつきが強いので、有毛部や、
夏などの汗をかきやすい時期の使用には適していません
 
 
 
▶クリーム
伸びがよく、べたつきが少なく、水で洗い流しやすい
といった特徴があります。
ジュクジュクしている患部、傷がある部分には適しませんが、
乾燥した患部に使用する際や、軟膏のべたつきを
避けたい場合に適しています
 
 
 
 
 
▶ローション
液体に薬を混ぜたもの。
塗った後に水分が蒸発し、表皮に残る薬剤の効果が
期待されます。
よく伸びるので広範囲にも塗りやすく
頭部など有毛部にも使用可能です。
 
 
 
 
 
▶泡
ヘパリン類似物質の新剤形として登場。
泡で出てくるタイプで、皮膚に伸ばしていくと徐々に
液状になっていきます。
油分をほとんど含まないので、さっぱりとしているのが特徴
です。他の剤形でべたつきなど気になる方に適しています。
 
 
 
 
 
処方ご希望の方は医師へお伝えください♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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