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脳を鍛える!!ワーキングメモリーの強化

2012年1月17日 火曜日

2012年1月16日のNHKの朝の番組『あさイチ』で 最近の研究で、物忘れは、脳の
前頭前野にある「ワーキングメモリ」という記憶の働きの低下が原因
だとわかってきました、と紹介がありました。

短期記憶の1つに、「ワーキングメモリー」というものがあります。 パソコンでいう
メモリーに相当するもの、頭の中の勉強机・作業台といったものです。    

ワーキングメモリーをコントロールしている脳の場所は、前頭前野(ぜんとうぜんや)で、それは「何かをしようと計画を立て、それに必要なさまざまなことを一時的に覚えておく記憶」を指します。
「ある課題を今ここで,どう順序立てて,実行していくか」ということを考える実行機能がうまく作用するためには、課題を実行している間、心の中に情報を留めておくことが必要です。 複雑なことをいろいろ考えて判断して何かを実行する時や、人と会話するときなど、私たちは必ずこのワーキングメモリーを働かせています。

昔からワーキングメモリーを鍛えるにはトランプの神経衰弱や、数字の暗記、暗算、ロールプレイング・ゲームなどが良く、 軽度認知障害でもワーキングメモリーを刺激することで脳の機能は復活するといわれています。

あさイチで紹介のあったお料理をすること、創作料理などは特に良さそうです。 
出来合いのものを並べるのではなく、自分で考えながらお料理することは脳トレになると、以前から推奨されています。 お料理は 時間の概念(タイミングを計る)、空間の把握(材料を並べておく場所)、料理の材料の概念(素材の活かし方)、料理方法の概念、味見をするため味覚の刺激、料理を美しく見せるための視覚的刺激、美味しい匂いの工夫の臭覚刺激など同時進行でバンバンと脳を刺激することになります。

また 『あさイチ』でワーキングメモリーを鍛える方法として スロージョギングを推奨してる、福岡大学教授の田中宏暁先生の取材もありました。 

①「笑顔」で走る。 
②時速5キロ程度、歩くのとほぼ同じペースで走りる。 
③背筋を伸ばし、あごを少しあげる。 
④前傾姿勢で、着地はかかとからではなく、足の裏の前の方から着地することを
   意識して走りる。
 
などのポイントをお話していました。

メンタル強化の一つに適度な運動がありますが、ご自分の出来る運動から実践してもらいたいと思っております。  私はスロースイミングで頑張ります!!

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