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腹筋呼吸法

腹筋呼吸法

メンタル強化につながる呼吸法は、私たちが通常行っている呼吸とは少し異なります。

呼吸には、私たちが生きていくのに必要な無意識の『自律性呼吸』と、腹筋を使って意識的に呼吸する『腹筋呼吸』があります。

メンタル強化につながる呼吸は『腹筋呼吸』です。
この呼吸は自然な呼吸法ではないので、私たちが意識して行わなければ滅多にすることはありません。

実はこの腹筋呼吸、太極拳や気孔、座禅などの時に用いられている呼吸法なのです。



腹筋呼吸法のやり方

呼吸の目安は1分間に4回程度です。
慣れないうちは無理をせず、自分のペースで行いましょう。

1.安定した姿勢になります。立っていても座っていてもかまいません
  背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。



2.まず、息を吐きます。腹筋を使って、ゆっくりゆっくり、肺の中の空気を絞るようにして徹底的に吐き出します。鼻からでも口からでもかまいません。「…もうダメ!!」と思ってから、もう少し吐き出すイメージです。息を吐くことに集中してください。
 

  

 

 

 

3.息を吐ききった反動を利用して空気を吸い込みます。このときは、鼻から吸い込んでください。腹筋を緩めて、肺の中に自然に空気が入ってくるのに任せるイメージです。吸い込むスピードは、息を吐くときの1.5~2倍の速さでよいでしょう。
それでも通常の呼吸に比べたらかなりゆったりとしたペースになります。


4.再び腹筋を絞りながら息を吐いていきます。息を吐くときは吸うときの1.5~2倍の長さになるようにします。これを5~30分繰り返します。

 
腹筋呼吸法のポイント
 
1.呼吸していることに意識を集中して行いましょう
  雑念が出ている状態と集中している状態では、メンタル強化の度合いが違ってきます。
  自分の腹筋にひたすら注意を向けるようにしましょう。

2.やりすぎに注意
  普段から呼吸法をやり慣れていない人がいきなり20~30分行うと、かえって腹筋に
  痛みを感じたり、呼吸法の症状が現れる場合があります。最初のうちは無理をせず、
  気持ちいいと感じるところでやめましょう。

3.息を吐くことに重点を置く
  呼吸法の最大のポイントは「吐くこと」にあります。
  腹筋を収縮させて息を吐ききることが大切です。
  吸気は腹筋の収縮が止むことで自然に起こります。
  腹筋を使わず、意識的に呼吸を行わないとメンタル強化につながりません。


 
 
 
 
 
 
 
 

 

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