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最近、お酒の量が増えてはいませんか?(巣ごもり飲酒問題) 

最近、お酒の量が増えてはいませんか?

新型コロナウイルスの影響で自宅でのアルコール飲料の消費が伸びているようですね。

ビール類11年ぶりキリン首位、巣ごもりで本麒麟躍進(2020.7.16.日本経済新聞より)

(業務用ビールに強いアサヒが新型コロナウイルスの影響でキリンにビール類で首位の座を許したようです) 
巣ごもり飲酒の特徴として

1:不安やストレスから、あるいは巣ごもり生活で「何となく」「することがないから」の理由でお酒に手が伸びるようになっている。

2:キチントした食事を摂らないでの飲酒。アルコールのみ、もしくはおつまみなどだけで飲む人が多い。

3:飲み始めの時間が早い。在宅勤務の人などは通勤時間がない分 夕方からの飲酒、もしくは昼間からの飲酒の人もいる。トータルでのアルコール摂取量が多くなる。 

4:アルコール飲酒により睡眠覚醒リズムがずれて、体調不良を感じている人が多い。

 

 

家で飲むとついつい量を過ごしてしまいます。これが続くと、いつのまにかアルコール依存症になってしまうかもしれません。

「もしかして自分も飲みすぎかも?」「家族の飲酒量が心配…」という人は、ひとりで悩まずに医療機関などに相談してみましょう。

 

自分がアルコール依存症の傾向があるか?

簡単なスクリーニングテスト(新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト / 新KAST)

e-ヘルスネットから

当クリニックでは減酒薬を使った治療を行っています。

アルコール依存症における飲酒量低減薬、セリンクロ錠(一般名:ナルメフェン塩酸塩水和物)の治験も行っていました、2019年3月に発売されて当院でもセリンクロを使用したアルコール依存症における飲酒量低減治療を行っています。

『減酒にっき』というアプリを使用しての治療を推奨しております。

https://itunes.apple.com/jp/app/id1436823582?mt=8

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.genshunikki

 

お酒への依存を防ぐには、日ごろからストレスケアをしておくことも大切です。友達や知り合いと連絡を取り合って孤独にならないようにし、規則正しい生活リズムを保ちましょう。暑い季節ですから、お酒を飲む前に水やお茶などで喉を潤すのも飲みすぎを防ぐ方法の1つです。 

ウイズコロナの時代、コロナトンネルに突入しています、これから賢く健康に生きていきたいものですね!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

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