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新年のご挨拶と「正月うつ」への備え

新年のご挨拶と「正月うつ」への備え

あけましておめでとうございます。アイさくらクリニック木村昌幹です。
  
穏やかな新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。しかし、華やかなお正月の裏側で、
この時期は例年「なんとなく気分が晴れない」「体がだるくて動けない」といったご相談が増える時期でもあります。
これがいわゆる「正月うつ」と呼ばれる状態です。

なぜ年始に心が沈むのか

主な原因は、短期間での「環境とリズムの激変」にあります。

A:自律神経の乱れ: 夜更かしや暴飲暴食、寒暖差により、心身をコントロールする自律神経が疲弊します。

B:セロトニン不足: 冬場の日照不足に加え、外出が減ることで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が低下します。

C:心理的ギャップ: 「おめでたい時期なのに楽しめない自分」を責めてしまい、理想と現実の差に落ち込んでしまうのです。

無理をしないための処方箋

もし今、心身の重さを感じているなら、まずは「今は充電期間」だと割り切ることが大切です。

  1. リズムの再構築: 無理に活動しなくてもOK、まずは睡眠覚醒リズムの見直し、特に「起床時間」を一定にしましょう。

  2. 日光の力: 窓際で5分日光を浴びるだけで、脳内のリズムが整い始めます。可能なら午前のうちに散歩すること。

  3. デジタルデトックス: 活気ある他人のSNSを見て焦りを感じる時は、スマホを置いて目を閉じ、深呼吸を繰り返しましょう。

「ただの五月病のようなもの」と我慢しすぎる必要はありません。もし憂鬱な気分が続き、日常生活に支障が出るようであれば、
心療内科や精神科へご相談ください。
  

 

 

 

 

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