3月30日は「世界双極性障害デー(World Bipolar Day)」です。この日は、著名な画家フィンセント・ファン・ゴッホの誕生日であり、彼が双極性障害の可能性が指摘されていることから、この日に制定されました。双極性障害に対する正しい理解を広め、偏見を減らすことを目的として世界中で啓発活動が行われています。
双極性障害は、「うつ状態」と「躁状態(または軽躁状態)」という気分の大きな波を繰り返す精神疾患です。うつ状態では気分の落ち込みや意欲低下、不眠などがみられます。一方、躁状態では気分が高揚し、活動的になりすぎたり、睡眠が少なくても平気になったり、衝動的な行動が増えることがあります。これらは性格の問題ではなく、脳の働きの変化による病気です。
双極性障害は決して珍しい病気ではなく、人口の約1~2%にみられるとされています。しかし、初期にはうつ病と診断されることも多く、数年後に躁や軽躁のエピソードに気づき、やっと診断につながることも多いと言われています。
治療では気分安定薬などの薬物療法に加え、生活リズムを整えることが重要です。特に睡眠不足や過度のストレスは再発のきっかけになりやすいため、規則正しい生活が大切になります。
適切な診断と継続的な治療によって、双極性障害の方も安定した生活を送ることが可能です。
世界双極性障害デーをきっかけに、この病気への理解が広がり、必要な方が早期に医療につながる社会になることを願っています。
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