「ストレスに強い人と弱い人の違いは何か?」という興味深い研究が報告されました。
米国ビンガムトン大学の研究では、“心理的柔軟性”がストレスからの回復力(レジリエンス)に大きく関係していることが示されています。
心理的柔軟性とは、簡単に言えば「状況に応じて考え方や行動を柔軟に切り替える力」です。
強いストレスを受けても、「なぜ今つらいのか」「自分に何が必要か」を一歩引いて考えられる人ほど、心が折れにくいのです。
今回の研究では、健康的な生活習慣がこの“心理的柔軟性”を育てる可能性が示されました。特に
A:朝食をしっかり食べる
B:睡眠を6時間以上確保する
C:適度な運動を行う
D:魚油(EPA・DHA)を定期的に摂る
といった習慣が、ストレスからの回復力と関連していました。
逆に、睡眠不足や乱れた食生活は、感情コントロール力の低下につながる可能性があります。
精神科診療でも、「睡眠」「食事」「運動」は薬物療法と同じくらい大切な“土台”です。
特に近年は、スマホやSNSによって脳が常に刺激を受け、心が休まりにくい時代です。
ストレスに強くなるために特別な精神力を鍛えるよりも、まずは「朝ごはんを食べる」「少し早く寝る」「10分歩く」といった小さな生活改善が、脳の回復力を高める第一歩なのかもしれません。
心の健康は、“気合い”ではなく、“脳を守る生活習慣”から始まります。

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