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海外旅行での時差ぼけ

海外研修に行った方のお話しを聴きました。
ヨーロッパ、デンマークへ研修!!  
創立100年目のルンドベック社への研修の報告でした。

 
ヨーロッパは時差が7時間!!大変ですよね!!

時差ぼけとは 4~5時間以上の時差のある区間を飛行機で移動するときに起きると言われています、1960年代から時差症候群の報告例が多く見られ、医学的調査も行われています。
一般的に時差ぼけはきついと言われますが
飛行方向によって 睡眠覚醒リズムの障害の程度が違うのです!!

東側がきついのです!!  ヨーロッパ旅行なら帰りの時がきつい!!
アメリカ、ハワイ旅行なら行き方向がきつい!!

東方向後の夜間睡眠では
①REM睡眠の減少
②REM潜時の延長
③REM睡眠の睡眠内周期の乱れがみられる

西方向後の夜間睡眠では
①REM睡眠の増加
②REM潜時の短縮
③睡眠前部におけるREM睡眠の持続時間の延長が見られる

やはり 西方向では影響が少ないのですが、東がキツい!!
時差8時間程度であれば基準夜の睡眠内容と同じになるのは5夜以降!!とのデータもあります。
コルチゾールというホルモンバランスの回復には7日以上要するとのデータも!!

いずれにせよ 飛行機での海外旅行では 東方向がきついのですが
治療・対処方法は 現地で朝日をしっかり浴びる(もしくは高照度光をあびる)  また メラトニンの服用が効果的!!  日本では医療行為としてメラトニン自体は処方しておりませんが メラトニン受容体刺激薬である、ロゼレムがそれに替わるものとして医療の現場で使用されています。 

飛行機で世界を飛び回っているパイロットの人やCAさんも大変だと感じました!!

外国人を相手に活躍している日本人達、すばらしいと思いました。
舘野さん有難うございました。


 

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