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メタボリックシンドロームの治療

当院では、お薬を適宜利用しながら、生活習慣を改善していくことを推奨しています。

主に使われるお薬

漢方薬

代表的なメタボ対策漢方 お薬の番号 効果・効能

防風通聖散
ぼうふうつうしょうさん

62

便秘やむくみを解消。内臓脂肪型肥満症、固太りタイプの肥満症に適する。

防己黄耆湯

ぼういおうぎとう

20

下半身型肥満、皮下脂肪型肥満症、水太りタイプの肥満症に適する。

 

大柴胡湯

だいさいことう

疲労感・耳鳴り・肩こり・便秘のある人に適する。代謝促進効果あり。

 

桃核承気湯

とうかくじょうきとう

61

主に、のぼせ・便秘・足腰の冷え・尿量減少のある人に適する。

 

 

コレバインミニ

コレバインは胆汁性コレステロールの再吸収を抑える作用があります。
こんにゃくに含まれる食物繊維のグルコマンナンは吸収されずに作用します。
コレバインも腸管内のみで作用し全く吸収されない薬剤で、
コレバイン1日量(2包)のLDLの低下効果は、こんにゃく6枚分(600g)に相当します。

サノレックス

日本初の医療用の食欲抑制剤です。
高度の肥満で生活習慣病の為にも減量が必要な患者さんに使用されます。
強い食欲抑制効果があり、BMI35以上の高度肥満の方にのみ保険が適用されます。
処方期間も3ヶ月間を限度と決められています。
BMI35以下の方には処方できません。
肥満治療と向精神薬の知識と経験豊富な医師より処方されるべき専門性の高い薬剤です。


抗うつ薬・抗不安薬

過度なストレスはカテコールアミンコルチゾールという物質を余分に分泌させるため、
過剰な食欲(無駄食い・変則食い・ストレス食い等)が出る方がいます。
体のバランス維持には健全な精神状態を保つことが大切です。
ストレス食いの背景にうつ状態などがあれば適切な抗うつ薬抗不安薬を処方します。

抗うつ薬・抗不安薬について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

当院で使用するお薬について

 



 

【もくじ】
・メタボリックシンドロームとは
・あなたの肥満度チェック
・メタボリック・シンドロームの治療
・生活習慣改善法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〒 810-0001

福岡市中央区天神1丁目2-12 メットライフ天神ビル4階 (2016年10月1日から天神122ビル→メットライフ天神ビルに変更 2017年10月1日で併記(移行)期間終了)

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