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過活動性膀胱のベタニス

2014年5月23日 金曜日

今日は過活動膀胱の新しい治療薬 ベタニスの院内勉強会がありました。 

アステラスの小林さん有難うございました。

過活動膀胱とは「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある」などの症状を示す病気です。

40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱の症状をもっている疾患です。

尿意切迫感(急に排尿したくなり、これ以上我慢するともらしてしまいそうになること)
頻尿(1日8回以上排尿すること)
夜間頻尿(睡眠時間中に1回以上排尿に起きること)
切迫性尿失禁(排尿したくなってすぐに我慢できずに失禁してしまうこと)
などの症状があります。
今までの過活動膀胱の治療薬のスタンダードは抗コリン薬です。 

過活動膀胱(overactive bladder:OAB)では膀胱の異常な収縮がおこり十分な量の尿をためられなくなっているのですが、いままでの抗コリン薬はムスカリン受容体に結合し膀胱の収縮抑制を目的とした薬。 新しいベタニスはβ3アドレナリン受容体作動薬で 膀胱容量をアップさせる薬 正常の人の膀胱に近づけるお薬です。

抗コリン薬は即効性があり、効果は確実と言われていますが、約3割の方に便秘と口内乾燥の副作用があるといわれて 高齢者には使いづらい面があります。
そこでこのベタニス 便秘 霞目(かすみめ) 口内乾燥 排尿困難の副作用は格段に少なくなっています。症状や元々の体格 年齢 副作用の心配など考慮して新しいお薬が使用出来るようになっていくのは大歓迎です。

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