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月経前症候群の治療

1:漢方療法:(漢方エキス薬)

漢方薬とは数千年の年月をかけ、様々な症状に対して
複数の生薬が組み合わされたおです。

漢方療法は月経前症候群(PMS)にも有効です。
症状の程度や内容によっては漢方薬だけで安定した生活を獲得される方もみられます。

月経前症候群(PMS)の漢方治療について、もっと詳しく知りたい方は、
こちらをご覧ください。

 

2:抗うつ薬(特にSSRI)・抗不安薬

月経前症候群(PMS)の原因のひとつに、セロトニン活性の低下も挙げられています。

そこで、セロトニンに作用するSSRIというタイプのお薬(分類上は抗うつ薬)を利用することで症状の改善をはかります。

最近では各種のタイプのSSRIが開発され、月経前症候群(PMS)に対し有効であることが確認されています。

SSRIは従来の抗うつ薬に比べ、副作用が少なく、服用しやすいことも利点です。

特に症状のうち精神症状が強い方にお勧めです。
服薬後2~3サイクル後の生理前のイライラ、落ち込み、情緒不安定感が改善されます。中には著効例の方もいますので、気持ちのコントロールが頭では分かってても難しいに向いています。

また、突発するイライラ感・不安感などに対して、対処療法的に抗不安薬を利用することも対処法の一つです。

月経前症候群のSSRIについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

 


3:経口避妊薬:ピル(OC)

ピル(OC)は、一般的には「経口避妊薬」として知られ、ホルモン治療薬として位置付けられています。ホルモン治療薬の中でも、排卵や月経を調節するための女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の両者が入っている錠剤のことを
oral contraceptives(OC)と呼び、通称ピルといいます。

ピル(OC)を服用すると、その間は排卵がストップし、卵巣から分泌される女性ホルモンのレベルが低下します。この作用を上手に利用すると、従来利用されていた避妊作用だけでなく、月経前に訪れるイライラや憂うつなど月経前症候群(PMS) 月経前不快気分障害(PMDD)のかなりの症状が軽減、あるいは消失します。
                     

月経前症候群(PMS) 月経前不快気分障害(PMDD)の改善以外にも、月経過多生理痛の改善なども見込まれています。肌質の改善も報告されています。

更に、ピルを服用することにより、一部の癌や婦人科系疾患の発生率が低下することも報告されています。経血量が多い生理痛がひどい月経前のイライラや情緒不安定が辛い、などの症状にお困りの方、

この機会にピル(OC)を試し、月経周期に振り回されない快適な生活を手に入れてみませんか?

当院で処方しているピル

ピル(OC)の種類は、ホルモン量の含まれている量の少ない順に、超低用量低用量中用量高用量があります。 低用量ほど副作用も少ないものです。

当院では、超低用量・低用量ピルの処方を行っております。

薬名 概要
トリ
キュラー
28
低用量ピルで、避妊作用・PMS症状改善に効果があるお薬です。
更女性のホルモン周期に合わせた4タイプの錠剤が1シートに
入っている3相性
ピル。
日本では2000年10月にバイエル社より発売れました。
(自費診療の薬です)
マーベロン 低用量ピルで、避妊作用・PMS症状改善に効果があるお薬です。
ニキビにも効果がある1相性ピル。
日本では2005年 4月にMSD社より発売されました。
(自費診療の薬です)
ヤーズ 超低用量ピルで、月経困難症改善(PMS症状など)に効果があるお薬です。
(避妊目的の薬ではありません。)
2010年11月から月経困難症のための保険治療薬としてバイエル社より発売
保険適用となります。

 

トリキュラー28と「アンジュ28」「ラベルフィーユ28」は同じ成分のピルです。
アフターピルは取り扱っておりません。

1相性ピルと3相性ピル!!

トリキュラーは3段階にわけて黄体ホルモンの量が増える漸増型の3相性ピルです、女性の自然なホルモンバランスにより近くなるように変化します。これにより不正出血が起こりにくくなるとされ、服用中の不正出血を起こしにくく、休薬期間(プラセボ・偽薬期間)に消退出血(みかけの月経)が起こりやすくなるといった特徴がありますが、飲み忘れには厳禁、飲み忘れや順番間違いの服用は避妊効果の減弱や不正出血の原因となります。
マーベロンは1相性ピルでプラセボ錠(偽薬)以外はすべての錠剤が同じホルモン量の錠剤となります。女性の自然なホルモンバランスとは違うため3相性ピルと違い不正出血がみられることもあります。しかしマーベロンはニキビが気になる方にはお勧めです。またマーベロンの実薬を飲み続けると消退出血出血の時期をずらすことが出来るためイベント対策には使用しやすいピルです。


生じる可能性のある副作用(全く無い場合も多くあります)

  • かるい吐き気(飲み始めてしばらくの間生じることがあり、2-3週間で改善されます)
  • かるい頭痛(飲み始めてしばらくの間生じることがあり、2-3週間で改善されます)
  • 血栓症が生じやすくなる(1万人当たり0.5人程度ときわめて低いものです)
  • 一部のの発生率が高くなる(医師の指示に従って正しく服用すれば心配ありません)

低用量ピルは、世界中で長い間1億人の女性が服用している薬です。

副作用が生じた場合には、適切に対処いたします。ご安心ください。

費用について トリキュラー・マーベロンに健康保険は使えません。

ピル(OC) トリキュラー28 1箱28日分 2300円(税抜)
     マーベロン   1箱28日分 2500円(税抜)です。

お薬の処方を受ける場合は、必ず医師の問診診察が必要です。
内診はありません。

初診料:3000円(税込)(処方代含む)  +  お薬代 × 箱数
再診料:
3000円(税込)(処方代含む)  +  お薬代 × 箱数

はじめてお薬の処方を受ける場合は、1カ月分しか処方できません。
2回目の処方から、最大12カ月分の処方が可能です。ご了承ください。

また初回の診察時には原則血液検査(2000円)を行い安全に使用できるかの確認を行っております。

35歳以上で1日15本以上喫煙される方、血栓症の既往のある方など、医師の判断により処方が出来ない場合もあります。

ヤーズは医師の診察により月経困難症の診断がつく場合保険適応となります。

4:月経前症候群に伴うニキビ治療 👷工事中 

 

 

【もくじ】

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