概日リズム(がいじつりずむ)とは、約24時間周期で繰り返される体内時計のことで、脳の視床下部にある「視交叉上核(しこうさじょうかく)(SCN)」が司令塔となっています。
① セロトニンが安定する
朝日を浴びると網膜から光情報が視交叉上核へ伝わり、脳幹の縫線核にあるセロトニン神経が活性化されます。
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セロトニンは
気分の安定
不安の軽減
意欲の維持
衝動性の抑制
に重要な神経伝達物質です。
概日リズムが整うことで、セロトニン分泌も安定しやすくなります。
朝の光を浴びると、約14~16時間後に睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されます。
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その結果
といった効果が期待できます。
睡眠改善はうつ病や不安症の改善にも直結します。
健康な人では、
というリズムがあります。
概日リズムが乱れると、
が生じやすくなります。
リズムを整えることでストレス耐性も向上します。
概日リズムは自律神経とも密接に関係しています。
リズムが整うと
という理想的な状態になります。
その結果、
などの自律神経症状も改善しやすくなります。
睡眠不足や概日リズムの乱れは、
のバランスを崩します。
その結果、
ことが知られています。
規則正しい生活は脳の感情コントロール機能を回復させます。
近年、うつ病では慢性炎症が関与していることが分かってきました。
概日リズムが乱れると
などの炎症性サイトカインが増加します。
一方でリズムが整うと炎症反応が抑えられ、脳機能の改善につながると考えられています。
概日リズムを整えることで、
といった多面的な効果が得られます。
そのため、うつ病・双極症・不安症・睡眠障害の治療では、「毎日同じ時間に起きる」「朝日を浴びる」「食事時間を一定にする」といった概日リズムの調整が、薬物療法と並んで重要な治療戦略と考えられています。

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