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受動喫煙が原因の死者数、年間1万5,000人

フジテレビのニュースで
『厚生労働省の研究班の調査によると、非喫煙者で、家族や職場の同僚が喫煙している場合、受動喫煙が原因で死亡する人は、年間1万5,000人と推計されるという。
前回、2010年の調査では、6800人と推定されていたが、今回の調査で、倍増したことになる。
これまで、受動喫煙は、肺がんや心筋梗塞などに因果関係があるとされていたが、前回調査以降、脳卒中やSIDS(乳幼児突然死症候群)にも因果関係があるとされたため、大幅に増えたという。』 と衝撃的な内容。

厚生労働省は2015年10月、2013年度の国民医療費が前年度より2.2%増えて40兆610億円になったと発表している。確定値ベースの国民医療費が40兆円を超えたのは初めてとのこと、厚労省は今後、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、受動喫煙対策を強化する方針としていますが、増え続ける医療費に、警告を発しているとも感じられます。

 

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