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感謝と健康

皆さんは最近何かに感謝したことはありますか?
仕事や家事・育児・介護などあわただしく過ごすことが多い毎日ですが、そんななか面白い研究報告をご紹介いたします。

ハーバード大学で行われた研究で、20歳の学生に両親に関する作文を書かせその内容とその後の健康について調査したものがあります。
作文の内容に「あること」が書かれているものと書かれていないものとを分けたところ、「あること」を書いてある学生はそうでない学生と比べて、
中高年になってからの生活習慣病の発症が有意に少なかったという結果でした。

その「あること」とは、両親への感謝・愛情です。

両親に対して感謝や愛情を表現した学生はそうでない学生よりも、その後の人生において健康である可能性があるということでした。
子育て世代の方には最初の20年間の育て方の重要性を再確認させられる内容ですね。

ストレス社会といわれる昨今ストレスを感じることが多いかもしれませんが、なかなか感謝を感じる機会は少ないかと思います。
しかし、なんでもない日常の一コマが幸せと感じることを探してみるのもいいかも知れませんね。


・国立循環器病センター:ストレスと循環器病
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph22.html#anchor-6

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