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短期間(2週間)で効果を狙う“速効型”の新しい抗うつ薬ザズベイ(ズラノロン)!!

ザズベイ(一般名:ズラノロン)とは

 新しいタイプの抗うつ薬
従来のSSRIやSNRIとは異なり脳内のGABA A受容体に作用するお薬です
  ↓↓↓
脳の神経は常に働いており
強くなりすぎると(アクセルを踏んだ状態)「不安・緊張・興奮」が増えます
GABA(γ-アミノ酪酸)A受容体は神経の動きを落ち着かせる脳のブレーキ役

アロプレグナノロンはこのGABA A受容体の働きを強める『サポート役』
うつ状態では(アロプレグナノロンが減り・ブレーキが弱くなっている)

ザズベイの役割はこの不足した『アロプレグナノロン』を補って、脳を落ち着かせる薬
脳のブレーキ(GABA A受容体)を強めて、過剰な神経活動を落ち着かせる新しい抗うつ薬 

 ザズベイ(一般名:ズラノロン)の特徴 

 短期間治療が特徴!!
14日間の服用でうつ症状の改善を目指す(従来は数か月以上が一般的) 
 比較的早く効果が出る可能性
    服用開始からわずか3日程度で効果を実感し始める人もいると報告あり
当院もザズベイ(ズラノロン)の臨床開発治験に参加した医療機関です。

 対象: 主にうつ病(大うつ病性障害)
産後うつでの研究も進んでいる (アメリカでは産後うつ病で適応取得済み) 

 ザズベイ(一般名:ズラノロン)の メリットと注意点 

 A:メリット
服薬期間が短い(2週間)1日1回
即効性が期待できる(モノアミン仮説と違う治療の為短期間で改善)
・抗うつ薬単剤治療で十分改善してない人に短期間(2週間のみ)併用療法が可能
 ブースト療法として使用(ブースト療法:短期間で治療効果を一気に高めるアプローチ)
・その他
通院の時間が無い人出来るだけ早い効果を期待している人
お薬を出来るだけ長期間服用したくない人などには向いている

   B:注意点(副作用)
眠気、めまいなど 
 (しかし他の抗うつ薬に見られる、嘔気(食欲不振)の消化器症状の副作用はかなり少ない)
・服用中の車の運転などは注意
依存性の問題があり連続投与は不可(再投与は6週間間隔を空けないといけない) 
今までの抗うつ薬には依存性はないが ザズベイは依存性の観点から連続投与不可となっている

 C:飲み方
 1日1回、夕食後14日間の服用で1クールが終了
します。(6週間を空けて 最大6クール服用可能) 
 

 ザズベイ(一般名:ズラノロン)を一言で言うと

「短期間(2週間)で効果を狙う“速効型”の新しい抗うつ薬」

【患者向け】ザズベイを服用される患者さんとご家族の方へ(冊子)ZUZ-C-0001(V02)


 

 

 

 

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