トップ  > 病院長ブログ  > 2026年の夏至(げし)は6月21日でした

2026年の夏至(げし)は6月21日でした

2026年の夏至(げし)は6月21日でした、福岡市の日照時間は約14時間24分、一方、冬至(とうじ)(12月22日)は約9時間56分です。なんと、夏至は冬至より約4時間28分も長く太陽が出ている計算になります。

私たちは普段あまり意識していませんが、この「光の量」の違いは心や体に大きな影響を与えています。

朝、太陽の光を浴びると、目の奥の網膜が光を感知し、脳の体内時計の中枢である視交叉上核(しこうさじょうかく)に情報が伝わります。その刺激によって、心の安定や意欲に関係する「セロトニン」の働きが活発になります。そして、夜になるとセロトニンを材料として睡眠ホルモンである「メラトニン」が作られ、自然な眠気をもたらします。

つまり、日中に十分な光を浴びることは、「昼は元気に活動し、夜はしっかり眠る」という理想的な生活リズムを作るために欠かせません。

逆に冬になると日照時間が短くなり、朝も暗いため体内時計が遅れやすくなります。その結果、気分の落ち込み、やる気の低下、眠気、疲れやすさなどが現れることがあります。これがいわゆる「冬季うつ」や季節性の気分変動の一因と考えられています。

現代人は室内で過ごす時間が長く、夏であっても十分な光を浴びていない方が少なくありません。特に朝はカーテンを開けて自然光を取り入れたり、15~30分程度の散歩を習慣にしたりすることがおすすめです。

太陽の光は、私たちにとって最も身近な「体内時計の調整薬」です。夏至のこの時期だからこそ、改めて光と健康の関係に目を向け、心と体のリズムを整えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

メニュー

ジャンル

〒 810-0001

福岡市中央区天神1丁目2-12 メットライフ天神ビル4階 (2016年10月1日から天神122ビル→メットライフ天神ビルに変更 2017年10月1日で併記(移行)期間終了)

TEL:092-738-8733