実習生の声　N.Mさん

実習期間：2025.9月8月18日~9月17日

このたび、アイさくらクリニックさんで心理実習をさせていただき、貴重な学びの時間を過ごすことができました。実習に参加する中で強く感じたのは、先生方が一貫して「患者さんの気持ちを大切にされている」ということです。面接の場面では、症状といった表面的な情報だけでなく、その方が抱えている思いや背景にまで丁寧に耳を傾けられていました。その姿勢によって、患者さんが安心して心の内を語ることができる雰囲気が自然とつくられているのだと実感しました。
　特に印象的だったのは、先生方の言葉がとても穏やかで、患者さんの気持ちに寄り添ったものであったことです。院長先生は医学的な説明を伝える際にも、一方的に指示をするのではなく、患者さんが納得できるように分かりやすく丁寧にお話しされていました。その関わり方の中には「あなたの気持ちを大事にしています」というメッセージが込められており、患者さんにとって大きな安心につながっていると感じました。
　私はこれまで「心理支援」ということを知識や技術の提供と捉えがちでしたが、今回の実習を通じて、まずは「相手の気持ちに寄り添うこと」こそが支援の原点であると改めて学ぶことができました。患者さんの言葉の一つひとつを大切にし、受け止める姿勢があるからこそ、その先の支援が活きてくるのだと深く理解できました。この学びは、心理職を志す上で私にとって大きな財産となりました。
　また、院内の雰囲気も非常に落ち着いており、初めて訪れる方でも安心して相談できる環境が整っていると感じました。受付の方を含め、スタッフの皆さまの対応も温かく、クリニック全体に「心の拠り所」としての信頼感があると強く思いました。
　今回の実習を通じて、アイさくらクリニックさんが地域にとって大切な存在であり、多くの方にとって安心して通える場であることを実感いたしました。私自身もこの経験を糧に、人の思いに寄り添える心理士を目指して努力を重ねていきたいと思います。ありがとうございました。


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