八木亜希子、線維筋痛症で休養を発表　全ての仕事をキャンセル「心よりお詫び」の記事を見て！

八木亜希子、線維筋痛症で休養を発表　全ての仕事をキャンセル「心よりお詫び」！！

　元フジテレビで現在フリーアナウンサー・女優として活躍する八木亜希子（54）さんの記事をネットで見ました。

記事の内容は線維筋痛症と診断を受け、休業を発表されました。所属事務所さんから『八木亜希子は、数日前から原因不明の体調不良が続き、回復の兆しがみられない為、医療機関にて診察を受けたところ、線維筋痛症との診断を受けました。

また、医師からの指示により、しばらくの間全ての仕事をキャンセルし、休養させていただく事になりました。
関係者の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をお掛け致します事を心よりお詫び申し上げます。
治療については数日間入院し、その後は通院にて行う予定です。
皆様におかれましては、今後ともどうか温かく見守って頂けますと幸いです。』

とのコメント　

辛い判断だったと思います。

線維筋痛症と診断がつくためには一般的に時間がかかります、基本は除外疾患と言われています。線維筋痛症の特有のマーカーがあるのではなく、膠原病、リウマチなどの他の疾患がないことが大前提です。

抗核抗体(ANA)や抗CCP抗体、MMP-3(マトリックスメタロプロテイナーゼ-3) 、抗SS-A／Ro抗体

などなどの生化学検査、CBC検査、レントゲン、心電図などで他の疾患が存在しないことが前提。

また、うつ状態、うつ病の併発率が高率です。データを元に臨床症状の推移や症状を詳細に診ていき診断に至ります。

うつ状態、うつ病を併発すると痛みに対しての閾値がさがります、そうなると痛みを感じやすくなり、痛いからうつが悪化という悪循環に陥ってしまいます。　身体症状と精神症状の両面でのアプローチ治療が必要です。線維筋痛症の痛みの原因は局所にあるのではなく、脳の誤作動！！と言われています。

有名人が自分の疾患を告白することは勇気がいることだと思いますが、その疾患に対しての理解も高めてくれるので、皆さんが温かく見守ってくれることを願っております。

一般社団法人　線維筋痛症学会　


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