9月3日は「ぐっ(9)すり(3)」の語呂合わせから「秋の睡眠の日」とされています。
本来なら、暑い夏が終わり、少しずつ気温や湿度が下がって「ぐっすり眠れる秋」を迎える時期です。
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ところが今年は9月に入っても残暑が厳しく、夜になってもなかなか気温が下がりません。
「秋の睡眠の日なのに、全然ぐっすり眠れない!」という方も多いのではないでしょうか。
人は眠りにつくとき、身体の深部体温を下げる必要があります。寝室が暑かったり湿度が高かったりすると、身体の熱をうまく逃がすことができず、「寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「眠りが浅い」「朝起きても疲れが取れない」といった睡眠の質の低下につながります。
今の時期は「もう9月だから」とエアコンを我慢せず、快適な睡眠環境をつくることが大切です。また、朝の光を浴びる、日中は適度に身体を動かす、夜はスマートフォンを控えるなど、生活リズムを整えることも良い睡眠の基本です。
それでも不眠が続く場合には、睡眠障害として治療を考えることも大切です。
アイさくらクリニックでは、睡眠障害内科・睡眠障害精神科として、「寝つきが悪い」「途中で目が覚める」「朝早く目覚める」「翌日に眠気を残したくない」など、一人ひとりの睡眠の悩みや生活スタイルに合わせた治療を心がけています。
睡眠薬ついては、当院では現在
ベルソムラ® デエビゴ® クービビック® ボルズィ®
の4種類のオレキシン受容体拮抗薬を中心に、それぞれの特徴を考えながら使い分けています。
オレキシン受容体拮抗薬は、脳の「覚醒を維持する働き」を抑えることで睡眠へ移行しやすくするタイプのお薬です。
睡眠薬は、単に「強い薬を使えばよい」というものではありません。症状や年齢、翌朝への影響、他のお薬との組み合わせなどを考え、その患者さんに合ったお薬を選ぶことが大切だと考えています。
そして、2026年の中秋の名月は9月25日です。秋の夜空を眺めながら、ゆっくりとお月見を楽しめる頃には、少しでも過ごしやすい夜になっていてほしいものです。
9月3日の「秋の睡眠の日」をきっかけに、9月25日の中秋の名月までのこの時期、ご自身の「眠り」を一度見直してみてはいかがでしょうか。

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